つばさと風

射水「米」は世界一・・・ 

松 木 営 農 組 合

 組合長 浦 上 武 久

 当射水地区で生産されたコシヒカリ米は、新潟魚沼産に劣らぬ食味データーの裏付けのもとで、名古屋の商社より「いみずの農協」からの買い付けが決まり射水米ブランドで名古屋を拠点とした大手スーパーより販売される事になると聞き、射水地区米生産者にとっては大変うれしい名誉な事であります。

 産地射水平野は水及び土壌がコシヒカリのおいしい米づくりに最適であると立証されたと言う事です。今まで、その土地に向き不向き関係なく一律の減反政策では補助金と労働力の無駄使いにすぎません。これを契機にその土地の条件や土壌に合った作物の生産に特化した産地化を目指すべきです。この事が他の産地との無用な競合を省き価格安定を図る事で、栽培意欲を高め生産効率向上とコスト低減につながる。この事により安全で安心な高品質な農産物が生産されるのです。

 近年、国及び県、市が、積極的に担い手農業推進に取組んでいる中、新鮮安全で、安心な地元野菜として、特に庄川河川敷の白ネギ、キャベツ等、路地野菜は長年のブランド実績があり、加えて地元米の消費拡大に結びつく取組を地域農業活性化と地産地消の観点から行政が、学校、施設、病院、給食等で、積極的に採用する施策を早急に講じていただきたいと思います。

『東保市議宅で国際交流』 そのお土産ばなし

津 田 与 悦

澤武紀行さん(郷土出身・テノール歌手)のドイツでの活躍は皆さんもよくご存じのことでしょう。力氏からも澤武さんの活躍と音楽を通じての交流の広がりと人としての深い信頼関係を築いておられることをよく聞かされておりました。中でもシュトラルズント(ドイツ)にては、まさに現地でのご両親とも言える後援者のレル氏ご夫妻(レル氏は元ドイツ市長会会長を歴任)とのエピソードを力さんのお土産話に聞かされており、知らない土地での他人事と思えぬ心に温かいものを多く感じていました。

話を聞きながら漠然と私も一度お逢いしたいものと思っておりましたが、なんと力さんから「ドイツからレルご夫妻が澤武さんと一緒に来日される、自宅にお招きすることになった。私がドイツへ行ったとき、レル氏ご夫妻の温かいもてなしを受けたお礼の意味も込めてささやかながら家庭料理での夕食会にご招待したい。ご一緒しませんか?」とのお誘いがあり、感激の思いで即座に同席をお願いいたしました。

さて、当日、東保家でお待ちしていると、澤武さんの元気な声に続いてレル氏ご夫妻がご到着。ようこそ、ようこそ、せめての心尽くしとして尺八と箏で軽い邦楽曲を演奏し食事前の寸時を寛いでいただこうと、予て力さんとの打合せ通り、そしてみんなで卓を囲み賑やかに恵子夫人の手料理による夕食会がはじまった。思いがけずもこのような(大げさに言えば国際的な)場に同席することになった私とお箏の森林さんは緊張しきりでしたが、にこやかで、冗談の好きなご夫婦のお話と澤武さんとのまるで親子のようなやりとりに、すっかりうち解けて楽しい時間が流れました。レル氏ご夫妻は料理をカメラに納めるやらレシピを聞くやら、また雛飾りを間近から熱心に見入ったり、尺八や箏の楽器のこと等を色々質問されたり、澤武さんは通訳に大忙しでした。

レル氏ご夫妻は卓上の花器は力さん夫妻がシュトラルズントに訪れたときにお土産に渡されたキャンドルポットだと気付かれ恵子さんの心遣いにとても嬉しそうでした。また邦楽演奏で迎えられたことに最高の礼を尽くしてもらえたと礼を述べられたことは私にとって拙い演奏で恐れ入るばかりでした。

また、会話の中で私が30年ほど前にドイツに旅したとき駅で迷っていたときに、中年の夫婦にとても親切にして頂いた思い出を話したらレル氏は「ドイツ人は誰でも親切な訳では無い、きっとそのご夫婦も旅行先のいろんな経験がお有りだったのでしょう」と、実に淡々と然し味わい深いコメントに私は30年前のドイツのあのご夫婦の顔を懐かしく思い出していました。

レルご夫妻からお土産を頂きました、私にはシュトラルズントの街が絵付けされた小さなキャンドルポット・・ほんとにレル氏は郷土を誇りに思い、愛しておられるのだなと感じました。そして多くの人にシュトラルズントを心に刻んで欲しいとの思いがこのお土産に・・私にとっては記念の大切な宝物となりました。

 楽しい話は尽きませんが夜もだいぶ更け夕食会はお開きとなりました。また懐かしく思える人が自分の心の名簿に記せたことは大きな喜びです。

しかし、この出会いで、私はレルご夫妻に何かいい土産ばなしになる物をお渡しできただろうか?とお見送りでの後ろ姿を見ながら気にかけていました。

レルご夫妻、どうぞこのあとの旅が安全で楽しいものでありますように。今後とも澤武さんと射水市との親交を宜しくお願いいたしますと念じつつ車のテールランプが遠ざかるのを見つめておりました。

「一期一会」深く感じる事のできた素晴らしいひと時でした。

力さん・恵子さん本当に貴重な場を与えて頂きましてありがとう御座いました。

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